ドットフラット

気ままに書きます

仮面山荘殺人事件

昨日、全公演終了してしまったので、今さらではあるのだけど…、
舞台「仮面山荘殺人事件」がとてもよかったので記録しておく。
最初から最後まで一瞬も集中が途切れない舞台ひさしぶりだった!

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初日公演を観ることができて、
その勢いのままFacebookに投稿したものがベースになってます。
原作はまだ読んでいないのだけど(前記事のとおり買ってはいる)
そのおもしろさがきっとすごいのでネタバレはありません。

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まず、伊藤万理華さん、畑中智行さん、鯨井康介さんという
好きな人3人が共演する奇跡!
プレリザーブなのに2階最後列左端…とくじ運の悪さを嘆いたものの、
観られただけでも感謝。

ストーリーは、とてもおもしろかった。さすが東野圭吾作品だなと思った。
山荘に閉じ込められるミステリーで、私は原作を読んでいなかったので
自分でも犯人を考えながら観ていたが、最後はまんまと裏切られた。
笑いもありながら、強烈な違和感も持ったまま終わる、
ミステリーだけでなく人間の暗さと愛みたいなものも感じた作品だった。
(映画でも小説でもそうだけれど、終わった後、
翻って自分は、と考えさせられる作品はいい作品だと思っている)

キャストについては、皆出ずっぱりなので目が足りなかった…。
乃木坂46卒業直前に好きになったまりっかは、
初めて生で見たけれど可愛すぎる、華奢すぎる。
お芝居にとても引き込まれたので、気が早いけどまた舞台観たい。
また、畑中さんは場を掌握する強さがすごい。
登場した瞬間に目と耳全部持っていかれる感じ。やっぱり声が好き。
鯨井さんは「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で1回観ていて、
いい役者さんだなと思っていたのだけど、立ち姿がとても美しい。
動きもなんというか、流れるようだった。
他のキャストもすばらしく、本当に2時間ずっと飽きなかった。

それからやっぱり、キャラメルボックスが活動休止しても、
成井さん演出の畑中さんや、他の皆さんのお芝居が観られて
安心したしうれしかった。
中学生の頃から毎年何かしら観に行っていたのに、
去年の「夏への扉」以降今年は足を運んでいなくて、
もちろん私一人の力でどうこうできた問題ではないのだけど、
なんとなく責任のようなものを感じていた。
活動が続くのは当り前のことではないから、
好きならちゃんとお金を払おう、行けるうちに行こう、
あとまわりにも好きって言っていこうと思う。

キャストも好きで、話もよくて、という作品にはなかなか出会えないと思い、
2020年2月20日頃(まりっかの誕生日!)に届くというDVDも
その場で予約してきた。
舞台の映像作品って実はあまり持っていないのだけれど、
表情がよく見えるんだろうなと今から楽しみです。

りっかの次の舞台もとりあえず1枚当たったし、仕事がんばれる!